ヘアープラス大阪に来ていただける素敵なお客様から学びをいただく毎日、今日はその中でも京都市のM様にお話をお聞かせいただきましたのでご紹介させていただきます。
乳ガンとの闘病の後、増毛エクステの魅力にたどり着いたM様
看護師として働きながら2人のお子様の子育てに日々励まれ、充実した毎日を送られていたM様。
そんな彼女が増毛エクステの存在を知ったきっかけは、乳ガンとの闘病だったそうです。
「(増毛)エクステならすぐに効果が現れる、抜けても足せる、という安心感で心がとても軽くなりました」
そう笑顔で語ってくれたM様。
彼女のすごいところは増毛エクステを受けるだけでなく、その魅力を「同じ悩みを持った人にも伝えたい!」と当スクールを受講され、自ら資格を取ってしまわれたことです!
周囲の優しさと抜け毛の悩み
M様が病気になりまず感じたことは、色々な人が連絡をくれたり、病気について調べてくれたり、病院でも先生方が忙しい中でも話を聞いてアドバイスを下さったりと、「ありがたさを感じたほど」の周囲の優しさでした。
ただ闘病に対する周囲の温かい応援に感謝する反面、抜け毛について悩んでいた時には、病院の先生や友人などに相談しても「(M様の状態なら)それほど気にしなくても(悩まなくても)いいんじゃない?」と言われることが多く、M様の悩みが晴れることはなかったようです。
もちろんこれらの言葉はM様を元気付ける為に言ってくれていたものだと思います。しかし闘病中心に余裕のない状態では、「悩まなくてもいい」と言われても、既に悩んでいる状態。
相手の言葉に優しさを感じた上でも、どうしても「わかってもらえない」という気持ちが出てきてしまい、苦しかったそうです。
そんな中、医療スタッフの方にウィッグを紹介してもらい、大手のカツラメーカーにも足を運んだM様。ここでピンクリボンをつけたスタッフに期待をし相談しても、ここでも期待に沿うようなアドバイスは受けられず、期待していた分だけ大きなショックを受けたそうです。
話を聞いて欲しくても自分の思いわかってもらえない出口の見えない心境、とても辛かったと思います。
もっとエアエク®︎を知ってもらいたい
病院で抜け毛について相談すると、現状ではウィッグを勧めてもらえる程度で、増毛エクステについて教えてもらえることはほぼ期待できません。
もちろん抗がん剤や頭部の放射線治療を受ける患者にとって、脱毛をケアするスカーフ、帽子、ウィッグが必須です。
ただ(ホルモンの影響で)どうしても伸びるのが遅い前髪を増やしたかったり、部分的にケアをしたいなどのニーズで増毛エクステを必要としている人も多いはず。
それにも関わらず医療スタッフの方の中でも増毛エクステの知名度は限りなく低く、多くの抜け毛に悩む患者さんにとって、それを知る術がほぼ無い現状です。
「治療が落ち着いてものたりないところに(エアエク®︎が)有効だという点をもっと多くの方に知ってもらえたら」と語るM様。
実はエアエク®︎の前に他社の増毛エクステも受けておられるのですが、「(エアエク®︎は)結び目が小さくて目立たない、抜け落ちていてもエクステと気づかれないのがいいですね!」と、当サロンでディプロマを取得していただきました。
そしてエアエク®︎だけでなく、ピンクリボンの資格も取得され(現在は初級ですが、それ以上の取得も検討中)、将来的に自分と同じような経験をされた方の力になりたいと考えておられるようですよ!
「元の状態に戻りたい」という期待のバトン
M様との対談の中で、印象的だったのが「せめて元の状態に戻りたい」という言葉でした。
乳がんの治療において手術は闘病のスタートライン。
そこから治療を頑張り、徐々に元の元気な自分を取り戻して来ました。
もちろんそれは喜ぶべきことですが、「もし病気をしていなかったら今とは違う自分であったかもしれない」という思いがよぎることも。
そんな切実な思いが胸に響く反面、増毛エクステでそういった人たちの元の美しさを取り戻す応援ができることに、改めて思いを強くさせていただきました。
M様同様、乳がんやその他の病気で抜け毛に悩まれる方も多いと思います。その方々の気持ちに寄り添い、元の状態に戻すお手伝いができることを誇りに思い、これからも施術に励みたいと思います。
M様、貴重なお時間をいただきありがとうございました。